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MacBook Pro M4 vs Dell XPS 16 比較レビュー|持ち歩ける「速さ」か、大画面とGPUの「力」か

·11分で読める

正直に言うと、この2台は「どっちがいいの?」と聞かれるたびに答えに困る組み合わせです。14インチで軽くて電池が持つMacBook Pro M4と、16インチの大画面にディスクリートGPUまで載せられるDell XPS 16は、同じ「高級クリエイター向けノート」でも考え方がかなり違います。

今回は海外の主要レビューと公式スペックを調べ直したうえで、自分が使っている感覚も混ぜながら整理しました。

先にお断りしておきます。 MacBook Pro M4の数値はTom's Guide、Laptop Mag、Macworld、Apple公式スペックなどで確認できたものです。一方、XPS 16については、今回の調査中に最新価格の裏取りができませんでした。そのためXPS 16の数値は、2024年に出たXPS 16(9640)の構成を前提にした概算です。最新モデルや現行価格は、購入前に必ずDell公式で確認してください。

まず結論

  • 持ち歩く時間が長い、バッテリーと静音性を優先したい人 → MacBook Pro M4
  • 自宅や職場に据え置きで、大画面と3D・GPU性能を優先したい人 → Dell XPS 16
  • Windowsでしか動かないソフトを使う人 → Dell XPS 16
  • 迷っていて、ほぼ何でもこなしたい人 → MacBook Pro M4

理由を順に書いていきます。

スペック・価格の比較表

項目MacBook Pro 14" (M4)Dell XPS 16(9640の構成を基準)
開始価格1,599ドル(教育割引で1,499ドル)1,800ドル台〜(発売時の目安。要確認)
CPUApple M4(10コア:性能4+効率6)Intel Core Ultra 7 / 9
GPU10コア統合GPU内蔵GPU、またはRTX 40シリーズ搭載構成あり
メモリ16GB(統一メモリ)〜16GB〜(構成による)
ストレージ512GB〜512GB〜(構成による)
ディスプレイ14.2インチ Liquid Retina XDR 3024×1964、120Hz、最大1,600nits16.3インチ、FHD+ IPSまたは4K OLED(構成による)
バッテリー72.4Wh(公式:動画再生最大24時間)約99.5Wh(大容量)
重さ約1.55kg(3.4ポンド)約2.2kg前後
ポートThunderbolt 4×3、HDMI、SDXC、MagSafe 3、3.5mmThunderbolt/USB-C系ポート中心、microSDなど

MacBook側の数字は、Apple公式の仕様ページとTom's Guideのスペック表を基にしています。XPS 16の欄は、構成で大きく変わる点にご注意ください。

MacBook Pro M4を使って感じたこと

価格がちょうどいい

M4搭載の14インチは1,599ドルからで、ベースモデルでもメモリが16GBになりました。Laptop Magも、この点を大きな進化として挙げています。以前の「Proなのに8GB」という引っかかりがなくなったのは、本当に大きいです。

ただ、盛っていくと話が変わります。Tom's Guideのレビュー機は、ナノテクスチャディスプレイ(+150ドル)と1TBストレージで1,949ドル。M4 Proに上げると1,999ドルから、M4 Maxは3,199ドルからです。ストレージを増やすたびに価格が跳ね上がるのはApple製品の宿命ですね。

一方でAppleInsiderの価格比較ページを見ると、割引で1,500ドルを切る例も珍しくないようです。新しい世代が出ている時期でもあるので、定価で買う必要はないと思います。

性能と電池が両立している

Laptop MagのレビューではGeekbench 6.3のスコアが15,114、バッテリー駆動は18時間32分でした。Tom's Guideも「お化けのように長い」と評価しています。

実際、外に持ち出して1日中コーヒーショップで作業しても、充電器を出す場面がほとんどありません。ファンの音もほぼ聞こえず、膝に置いても熱で我慢する場面がありません。ここはWindowsの高性能機との一番大きな差です。

画面とポート

14.2インチのLiquid Retina XDRは、明るくてコントラストも高く、写真や動画の確認が気持ちいいです。さらにナノテクスチャを選べば反射がかなり減ります。Tom's Guideは「革命的」とまで書いていましたが、屋外や窓際で使う人には私も同意します。

ポートはThunderbolt 4が3つ、HDMI、SDXCスロット、MagSafe。ドングルなしで撮影後のSDカード取り込みやプロジェクター接続ができるのは、地味にありがたいです。

MacBook Pro M4のデメリット

  • ストレージ・メモリの増設が高い(後から増やせない)
  • 画面が14インチで、タイムラインの多い動画編集では狭く感じる
  • ゲームやWindows専用ソフトは基本的に厳しい
  • Wi-Fi 7非対応(TechRadarも指摘)
  • ThunderboltはThunderbolt 4止まり(5はM4 Pro以上)

Dell XPS 16を使って感じたこと

大画面の説得力

16インチ級の画面は、Excelを並べたり、Premiereのタイムラインを広げたりするときに本当に楽です。14インチから乗り換えると、スクロール量が減って作業効率が上がるのが分かります。4K OLED構成だと、黒の締まりと発色もかなり魅力的です。

GPUを積める強み

最大の武器は、GeForce RTX搭載構成を選べることです。Blender、CUDA対応のAI処理、ゲームなど、NVIDIA前提のワークフローではMacで代替できない場面がまだあります。M4の統合GPUは優秀ですが、重い3Dレンダリングや最新ゲームでは、専用GPUに分があります。

価格・電池・重さがネック

ただしXPS 16は、GPUと有機ELを載せるほど価格が上がります。バッテリー容量は大きいのですが、高負荷だとMacBookのような長時間駆動にはなりにくく、重さも2kg超えで、毎日持ち歩くとずっしりきます。ファンが回る場面も多くなります。ここは「電源につないで使う前提」と割り切るのがちょうどいいです。

Dell XPS 16のデメリット

  • 構成次第で価格が高くなる
  • 高負荷時のバッテリー持ちとファン音
  • 約2kg超の重さで持ち歩きには向かない
  • 電源接続時と非接続時で性能差が出やすい
  • 価格や世代が変わりやすく、最新モデルの確認が必須

用途別に比べると

用途向いているのは
カフェ・出張での作業MacBook Pro M4(電池・軽さ・静音)
写真のレタッチ、動画編集(軽〜中)MacBook Pro M4
3Dレンダリング、CUDA、ゲームDell XPS 16(GPU搭載構成)
大画面で据え置き作業Dell XPS 16
Windows専用ソフトの利用Dell XPS 16
長く使いたい、売るときの価値も重視MacBook Pro M4

私の結論

私が普段使うなら、MacBook Pro M4を選びます。理由は単純で、結局は「毎日ちゃんと使うマシン」が一番価値があるからです。1.55kgで18時間近く持ち、静かで、画面もいい。この組み合わせは、ほとんどの人にとって失敗が少ないです。

ただし、次のような人にはXPS 16をおすすめします。

  1. RTX搭載機でないと動かないソフトやゲームをよく使う人
  2. 持ち運びが少なく、16インチの大画面が最優先の人
  3. Windows環境が仕事の前提になっている人

逆に、こんな人はMacBook Pro M4がおすすめです。

  1. 外出や移動が多く、電池と軽さを重視する人
  2. 写真・動画・音楽制作を、静かに快適にこなしたい人
  3. 一度買ったら長く使い、売却価値も気にする人

最後に購入のコツを2つ。MacBookは定価で買わず、割引や教育価格を探すこと。XPS 16は、構成と価格が日々変わるので、公式サイトで最新モデルのスペックと在庫を確認してから決めること。この2つだけで、後悔はかなり減ると思います。

気になる点があれば、コメントで教えてください。用途に合わせてもう少し具体的に相談に乗ります。

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